サワガニは身近にいるカニで川で捕まえたことある人も居るのではないでしょうか!?それ以外にはペットショップでも販売されているようです。そんなサワガニに寄生虫がいると聞くと触っても平気なの?飼育しても大丈夫なの?と不安になる人も多いのではないでしょうか?今回は、サワガニが持っている寄生虫は体には害がないのか、もし何かあった場合にはどうしたらよいのか、対策方法などについてもご紹介します!
サワガニに寄生虫が付いている!?飼育しても平気なの?
身近で人気のあるサワガニには、寄生虫を持っている個体も居るようです。寄生虫を持つサワガニを触ってしまった場合、それだけでは特に問題はないようですが、寄生虫は口から体内に侵入してしまうため、サワガニを触った後はしっかり手を洗う必要があります。
サワガニを食べることがありますが、生えで食べたり十分に加熱がされていないものを食べてしまった場合、寄生虫に感染し肺吸虫症となってしまう可能性があります。
調理する際に、包丁やまな板に寄生虫が付着し他のものについてしまうとそこから感染してしまう恐れもあるので、サワガニを調理したものはしっかりと洗ってください!
肺吸虫症の症状として、口から寄生虫が侵入し肺を破り、幼虫がどんどん成長しながらお腹へ向かい、その後肺の方へいきます。3~4週間かけて肺に到着し、そこで産卵し咳、血痰、胸痛などの症状が引き起こされ、稀に脳に寄生虫が向かう場合もあります。酷い時には、頭痛、嘔吐、運動障害などといった症状が引き起こされます。
寄生虫が侵入してしまった場合、薬での治療が行われます。しかし、薬での治療には副作用があり、吐き気、腹痛、肝障害、頭痛、めまいなどがありますが、薬によって副作用は変わるので、医師に説明を受け服用することをおすすめします!
生でサワガニを食べてしまうと感染してしまう恐れがあるので、食材として使用する際には十分に加熱し調理に使ったまな板や包丁などはしっかりと洗うようにしましょう!
まとめ
今回はサワガニは寄生虫を持っているのか、感染したときの対処法などについてご紹介しました!寄生虫はサワガニに限らずいろんな食材に付着しています。感染してしまうと、咳、血痰、胸痛といった症状が現れ、酷い場合には脳に寄生虫が回ってしまい重症化する恐れがあります。サワガニは食材として使われることがあるので特に注意しなくてはなりません。川に遊びにいき子供がカニを捕まえることがあるかもしれません。その手で何かを食べたり口を触ったりしてしまうとそれだけで体の中に寄生虫に感染してしまう可能性があります。サワガニを食べたい時にはしっかりと加熱を行い、サワガニを触った手はしっかりと洗う事をおすすめします!