潮干狩りでとってきた、またはペットショップで買った海水カニを飼おう！そう思い立ち、まず直面するのが、水の問題。海水カニですから水は海水でなければなりませんが、普通、海水を手に入れるのは困難です。
いえ、もっというならば、手に入れること自体はさして難しいことではありません。ただバケツを持って、海に向かえば良いだけの話なのですから。ですが、カニを飼うとなると話は変わってきます。カニを長期的に飼うのであれば、水換えが必要になってきます。水換えはそれまで入っていた水を捨てて新しい水を入れる行為ですから、当然その新しい水が必要です。
そしてその新しい水は海水でなければなりません。一度で済めば良いですが、水換えは何度も行われます。水換えの度に新しい海水が必要になる訳ですから、海水を海まで行って直接汲んで手に入れようとすると、かなりの重労働になります。ではどうしたら良いのでしょうか。
カニを飼育する水槽の海水を用意するには？
答えは以前に書きましたが、市販の海水の素を使うことです。ペットショップや、通販でも手に入れられる海水の素を使用して、水道水を海水に変えるのです。まるで魔法の様ですね。ただ注意すべきは、これも以前書きましたが、水道水に含まれているカルキについてです。水道水にはカルキが含まれているため、カニたちを飼うには、このカルキを抜いてあげなければいけません。そのためには、これもまた市販の、カルキ抜き剤を使用しましょう。そうして初めて、海水の素を使うのです。ですが、海水の素自体に、初めからカルキ抜き剤が含まれている場合もあります。その場合は、別でカルキ抜き剤を使用する必要はありません。手間が省けて便利ですね。
ところで肝心の水槽についてですが、これはガラス製かアクリル製のものをおすすめします。大抵の水槽はガラスかアクリルでできているので問題ないですが。アクリル製のものの方がガラス製のものに比べ安いことの方が多いので、お手軽にアクアリウムorテラリウムを始めたいとのことであれば、アクリル製が良いでしょう。
まとめ
いちいち海から海水を汲んでくるのは大変ですよね。なのでカニを飼う際に必要な海水は、海水の素を使って簡単に手に入れましょう。
