ユノハナガニはご存知ですか?名前から想像すると湯の花を想像するようなカニの名前ですね。でもこの名前、本当に湯の花から由来が来ているというのだから、驚きです。名前の由来になった湯の花とどんな関係があるのか、今回はユノハナガニと温度の関係性についてまとめていきたいと思います。

ユノハナガニの好きな温度は、一体何度なの!?

ユノハナガニ 温度

ユノハナガニは深海に棲むカニで、水深400メートルから、1400メートルに生息しています。太陽の光は当然届きませんから、色素もほとんどありません。
深海の中でも300度の近い熱水が噴き出している近くのユノハナガニに適温となる10度から20度のところで生活していると言われています。
海底温泉の中に、白い体が集まっているところが、温泉の湯の花に似ているということで、ユノハナガニと呼ばれるようになったカニです。

きっと深海ですから、海の温度は相当低いはずです。その中でも熱水が出てくるところの付近は相殺して心地よい温度になるのでしょう。水族館等で見かけることもあるユノハナガニですが、このような温度が出てくる噴出孔に体を当ててひっくり返ったりすることもあるようです。暖かいお湯を求めて集まっているような様子も見受けられます。よくユノハナガニを観察していると、背中側の甲羅が薄いためなのか、背中側を温めている様子も見る事ができます。

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私たちが寒さから、マフラー等で首を温めるのと同じように、背側を温めて寒さ対策をしているのでしょう。10度から20度を適温として生きていますから、仮に300度の近い熱水が出るところの付近にいるからといって、その温度にあたれば茹で上がってしまうので、暖かい温度は大丈夫という訳ではないことを覚えていましょう。

まとめ

ユノハナガニを調べていると300度等とキーワードに出てきたので、最初は驚きましたが、その付近で適温なところに生息するカニという意味でしたね。
ユノハナガニは深海に生きているので、私たちが普段お目にかかることはできませんが、水族館等で見た時、私たちが普段見かけるカニとは少し雰囲気も異なるので見ると大変興味深いでしょう。

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