皆さんは蟹を飼育したことがありますか?蟹というと海を連想しがちですが淡水でも蟹はいます。今回はそんな淡水蟹の中でも日本全国に分布するモクズガニの飼育の仕方を見ていきましょう。

モクズガニを飼育する水槽は

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モズクガニは甲羅の幅7cm~8cm重さは180gほどの小笠原を除く日本全国の、川や水田、用水路、海岸などに生息する蟹ですが産卵は海で行います。そんなモクズガニを飼育する水槽はというと、モズクガニの水槽も基本的には魚類の水槽と変わりはありませんが、蟹ですので陸地が必要です。淡水で飼育できます。

水槽の大きさは最低でも45cmの水槽が必要です。多頭飼いすると喧嘩をするので多頭飼いする場合は隠れ家を飼う数だけ用意してあげましょう。

モズクガニは脱走する危険性があるので水槽の蓋は必ず閉めて重りを乗せておきます。

モズクガニ水槽の作り方はまず、水道水にカルキ抜きをいれて水が透明になるまで待ちますだいたい1日くらい置きましょう。

洗って天日干しした水槽に砂利や隠れ家になる小さな植木鉢やパイプ等を入れてレイアウトを決めます。フィルターは砂の下に設置します。

水が泡立たないように静かに水を水槽に入れて水深が14cm~15cmになるように水を張ります。底面フィルターを起動させて水を循環させてバクテリアを発生させます。

この状態で約2日おいたらモズクガニを水槽に入れます。

水槽にモズクガニを入れた日は様子をみるために餌は控えます。翌日水に馴れてきたようなら餌を与え始めます。

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モクズガニを飼育する時の餌

モクズガニの餌は基本的に生餌ですがなんでもよく食べてくれます。

ザリガニの餌や亀の餌等も食べてくれますが、刺し身や魚の切り身、貝類などなんでも食べてくれます。1度に食べる量は多くないので1日2回に分けて少量づつ給餌してあげましょう。

まとめ

モクズガニは日本全国に生息する蟹ですが、サワガニよりメジャーではないかもしれませんね。それはモクズガニが普段水中で生息していることが多く夜行性なので自然下では人目につきにくいということもあるかもしれません。

でも、飼育すればモズクガニの生体が間近に見られるので面白いと思います。

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