カニと聞けば美味しいズワイガニやタラバガニ、毛ガニなど思い浮かぶかと思いますが色々な種類がいますよね?たくさん居るカニの中で『シオマネキ』と言うカニを知っていますか?片方のハサミが体ほどある様な大きな爪のカニですがシオマネキには多くの種類が存在しています。
そこで日本に生息しているシオマネキ属の種類や特徴について紹介したいと思います。
日本で見られるシオマネキ属の種類とは?
日本には多くのカニの種類が生息しています。食べて美味しい有名なカニや変わった行動をするカニと種類が変わればカニの見方にも変化がありとても楽しいですよね。中でも巨大化した爪が特徴のシオマネキは潮干狩りなどへ行くと良く目にするカニの1つだと思いますがシオマネキには色々と種類がいる事を知っていますか?
そこでシオマネキ属の種類について見てみましょう!
シオマネキ属の特徴や種類について
現在、日本で見られるシオマネキ属の種類は約10種類ほど居ると言われています。基本的にシオマネキは熱帯・亜熱帯域に生息するので寒い地方の北海道などで見る事はありません。そんのシオマネキ属の種類はどれほど居るのか?シオマネキの中でも知られた個体をまとめてみました。
1、シオマネキ
甲羅幅が2cmくらいで横長なカニで熱帯、亜熱帯域の河口付近の海岸に巣穴を掘って生活をしています。同じ様な環境にコメツキガニなども居ますが巣穴を掘る場所がコメツキガニとは違います。
生息する場所としては日本で約10種類のシオマネキ属が見られますが九州より北の方ではシオマネキとハクセンシオマネキの2種類だけが見られると言われています。
2、ハクセンシオマネキ
こちらのシオマネキは甲幅が2cmに満たないサイズでシオマネキより小さいサイズになります。神奈川県より西の方の太平洋、四国や九州などに生息しているカニです。河口付近の泥が混ざっている砂浜に生息していると言われています。
3、ヒメシオマネキ
甲幅が2cm前後でオスのハサミはどちらかが大きくゴツゴツした印象が見られます。大きな爪の下半分は綺麗なオレンジ色をしているので判別がしやすいと思います。
4、ベニシオマネキ
甲幅が2cmに満たない程度の大きさですが他のシオマネキと違うのが綺麗な赤い色をした爪や甲羅がとにかく鮮やかな赤色をしていて『ベニ』と言う呼ばれ方もしています。
シオマネキには種類が多くいますが基本として生息する場所に違いはありますが環境に変わりはありません。
まとめ
日本で見られるシオマネキは約10種と言われていますが熱帯・亜熱帯域に生息しています。もし浜辺で片方が大きな爪のシオマネキを見つけたら、どの種類のシオマネキなのか見てみると楽しいかも知れませんね。