スナガニを海で見かけるときは一瞬です。逃げ足が速いので、気が付いたら見失ってしまうものです。あらかじめ特徴を知っていれば、逃げ足は速いですが、早く見つけることができるかもしれません。また、いろいろな動物の仲間で体の色を変えるような動物もいます。甲殻類ですから、色が変わる種類も多いですよね。

今回は、スナガニの特徴に焦点を置いて、調べてまとめていきたいと思います。

スナガニの特徴ってどんなところだろう!

スナガニ 特徴

スナガニの甲羅は大体3センチととても小柄なカニの仲間でしたね。今回は、体色により焦点を当ててみたいと思います。基本的に昼は巣穴にいるので、どんな色なのか、また一日の中で変化があるのか等気にすることは難しいです。

幼体は、黄色や白色に黒いまだら模様をしており、成体の体色は多くが砂に似た灰色をしていますので、砂に一体化して少し透明感があるように見えます。繁殖期には赤みを帯びるものがよく見つかります。

スナガニは、調べていくと体色を変化させやすい種類となっていることがわかりました。

とある実験結果では、多くのスナガニは、1日のどこかで体の色を変化させることが多いそうです。とても臆病な性格をしていますので、常に敵を意識しています。ですから、視力も良いですし、逃げるのも早いのです。周囲に敵がいないときは、複眼以外は赤色になりますが、怯えると黄色や黒などになるともいわれています。砂の中に生きているスナガニなので、赤よりも目立たなくしているのかもしれません。

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また、バケツに色々な色をつけたバケツを用意し、一定時間過ごしてみると、スナガニの体色が変化する様子が垣間見ることができる実験がありました。そこで、スナガニの体色の変化する色としては、赤、黄色、橙、黒の4色だそうです。

まとめ

スナガニはとても小さいカニですが、色がコロコロ変わる種類でした。カニは赤いという固定概念は変えなくてはならないなとスナガニを通して感じました。

普段は住逃げ足が速くてスナガニを観察するには難しいですが、家で飼うとしたら、体の色の変化に着目するのも楽しいかもしれません。また色のついたバケツで時間を追ってどういう風に変化していくのを観察してみるのも醍醐味の一つかもしれません。

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