サワガニは、エビ目・カニ下目・サワガニ科に分類され、キレイな水のある場所にしか生息していない生き物です。日本固有種で青森からトカラ列島まで幅広く分布しています。体の大きさは脚を含め50~70cmほどあり、体の色は生息している地域によって変わってくるそうです。1年を通して、川で生活しているため、海とは無縁のようです。

そんなサワガニはいつ産卵するのでしょうか?今回は、産卵の時期や場所、回数などについてご紹介します!

サワガニの産卵時期は?

 

サワガニ 産卵 時期 場所

サワガニは春から夏にかけて繁殖を行い、1か月ほどで産卵します。1回に50ko~100コほどの卵をお腹に産みつけます。他のカニに比べると卵は大きいですが、卵の数は少ないようです。孵化したばかりの小カニはすでにカニの姿をしており、すぐに自分で餌を捕れるように卵の中で幼生期を終えたと言われています。

孵化したときの小カニは、体全体が淡黄褐色で成長するにつれて体の色は変わっていくそうです。

どうして体の色は変わるの?と疑問に思う人もいるかもしれませんが、照度や餌、底質など環境によるのではないかと言われていますが、詳しくは分かっていないそうです。

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サワガニはどこで産卵するの?

自然界に居るサワガニは、石の下などに穴を掘って身を守りながら産卵しているようです。外敵から卵を守る行動で、長い時は1か月もの間卵をお腹に抱いたまま水の外で過ごすそうです。

サワガニが繁殖を行うためには、しっかりと冬眠させてあげる必要があります。石や瓦の破片などに隠れて冬を越すのでそういった準備をすることも大切です。

サワガニが孵化し親元を離れたら、親が小カニを食べてしまう可能性があるのですぐに別の水槽で飼育してあげます。サワガニは30℃を超える水温には耐えることができず、弱ってしまう原因にもなるので、水質環境はしっかりと整えてあげる必要があります。

まとめ

今回は、産卵時期や産卵の場所についてご紹介しました。春から夏にかけて繁殖を行いそこから1か月ほどで産卵時期を迎えるということがわかりました。特に産卵の前兆のようなものはないので気づいたら卵を産んでたということもあるかもしれません。卵を産んだからといってそのままにしてしまうと親が孵化した小カニを食べてしまう可能性があるので、別の水槽に移すなど飼育方法を理解した上で飼うことをおすすめします!

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