冬眠。
この言葉にはみなさん親近感があるのではないでしょうか。
冗談で使う場合もありますし、テレビや雑誌でも頻繁に登場する言葉です。

冬眠とは、冬を生き抜くための知恵というか、体に備わっているので仕組みといった感じです。
私たち人間の場合、冬は寒くても外へ行けば食料が手に入ります。
お金さえあればコンビニもスーパーもレストランもなんでもあります。

しかし野生ではそうもいかないのです。
冬はどうしても食料が不足します。
その危機を乗り越えるべき行うのが冬眠なのです。

体温は外気の気温と同程度にまで下がります。
そして代謝率も下がります。
人間では考えられないのですが、呼吸数や心拍数も減るのです。
そうしてエネルギーの消費をなるべく行わないように節約するのですね。

排泄ですが、これは冬眠中でも行うとされており、2日から15日のサイクルで目覚めて、その時には体温が上がるようです。

なんだか複雑ですよね。
そんな複雑な「冬眠」イソガニも行うのでしょうか。
そして、時期的にはいつ頃、冬眠が行われているのでしょうか。

イソガニは冬眠をする?時期は?

イソガニ 冬眠

イソガニは「冬眠のような事」をするようです。
時期的には、やはり冬になると動かない事が多くなっていって、それに伴って餌の食べも悪くなるようです。

水槽の中は加湿をして、水温を15℃~25℃に保ってあげてください。

ただ、暖かい場所へ連れて行くと動いたりはするようです。

カニは冬眠をする種類が多いのですが、この冬眠の状態が触っても反応がない事なので、イソガニの場合は完全な冬眠とは言えないかもしれません。

ただ、水槽の中の温度に気を付ける事はどのカニでも同じです。
そして、寝床の準備もしてあげると良いでしょう。
カニの中には自分で穴を掘り、その中で潜って冬眠をする個体もいるようです。
土の代わりになる物といえば石などが有名です。
石は隠れる事ができますから、そこで冬眠が行われるのです。

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ただ、冬眠はとても難しいものだとも言われています。
冬眠に失敗をする場合があるからです。
なので、暖かさを保ってあげて冬眠を防ぐという方法もあります。
これはカニだけではありません。
なるべく冬眠させないように気を付けつつ飼育を行っている飼い主さんは結構多いです。

というのも、冬眠の失敗というのは取り返しのつかない事になってしまう場合が多いと言われています。

正解はありませんが、それだけ初心者の方にとって冬眠は難しいという事ですね。

冬眠を避けるべく、冬の時期には自然界へ逃がしてあげるという飼い主さんもいます。
そして、冬以外の時期にまたイソガニなどを飼育するのです。
あまり自信がないかなという方は、その方法でも良いかもしれませんね。

まとめ

イソガニはおそらく冬眠をするのでは?と思いますが、あまり深い冬眠はしないのでしょうか。
冬眠中に動く事もあるようですね。

ただ、飼育をするのに一番難しい時期は冬です。
イソガニのためにもあまり無理をせず、飼育に慣れてから冬を越させてみるのも良いかもしれません。

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