アサヒガニは稀に日本近海でも獲れることがある、温暖な海域に生息しているカニ類の一種とされています。見た目はカニと言うよりも、ヤドカリのような形をしており、一説にはヤドカリとカニの中間に位置する生物と言われているようです。
そんなアサヒガニですが、とても美味しいと言われており、また漁獲量も少ない高級な甲殻類のようです。アサヒガニの値段や、美味しくなる旬の時期について調べてみました。
アサヒガニの旬は寒い冬?!
日本ではアサヒガニは種子島近海で獲れると言われています。暖かい海域を好むとされるアサヒガニですが、日本国内で漁が解禁になる時期が非常に寒くなる11月からとされており、漁獲量は少なくなり、結果、希少価値が上がってしまようです。
アサヒガニの旬は、この国内での漁解禁の時期の11月から12月だと言われています。
アサヒガニの値段はどのくらい?
アサヒガニは日本での漁獲量が少ないこともあり、オーストラリア産の輸入品が多いようです。オーストラリア産の価格は1キロおよそ1500円のようです。国内産の場合、種子島や鹿児島の市場で1キロ3~4000円、関東で稀に獲れることがあるようですが、その時の金額はさらに倍以上になると言われています。
値段の高い国内産はもちろん新鮮で美味しいと言われていますが、オーストラリア産のアサヒガニも生きたまま運ばれてくるため、それほど味に違いは無いとも言われています。
アサヒガニは他のカニよりも美味しい?
1キロの値段はタラバガニやズワイガニよりも安いようですが、味は他のカニよりも美味しいと言われています。アサヒガニの身は手足よりも胴体に多く詰まっているとされ、食べ応えのある食感と、カニとエビの中間のような味わいや風味があり、一度食べると忘れられないほどの美味しさだと言われています。
まとめ
アサヒガニの旬は11月から12月の寒い時期で、値段は1キロ1500円から4000円程度だという事がわかりました。輸入のオーストラリア産でも国内産とさほど味は変わらないとされ、さらにはズワイガニやタラバガニよりも美味しいとする人もいるようです。
あまり見かけることはないアサヒガニですが、もしスーパーなどで見かけたら、是非購入してその深みのある味わいを確かめてみては如何でしょうか。