アサヒガニとはインド太平洋の温暖な海域に分布する大型のカニで、主に食用とされているようです。背面の甲羅が、茹でる前から赤い色をしており、そこから「旭、朝日」と呼ばれるようになったと言われています。

アサヒガニは他のカニ類とは少し変わった形をしており、食用だけではなく、ペットとして飼育する方もいらっしゃるようです。そんなアサヒガニの飼育方法について調べてみました。

アサヒガニの変わった特徴とは?

アサヒガニ 飼育

多くのカニの仲間は、腹部を甲羅の下に納めているとされていますが、アサヒガニは腹部がエビのように伸びていると言われています。その為、見た目がカニの仲間と言うよりも、どちらかと言えばエビやヤドカリに似ていると言われています。

一説にはヤドカリとカニの中間に位置する存在とも言われているようです。また、ハサミの部分が大きく、スパナのような形をしているため「スパナクラブ」と呼ばれることもあるようです。さらに、カニ類は横に歩くことが多いようですが、アサヒガニは縦方向に歩くと言われています。

温暖な海域で採れ、主に食用とされるようですが、足には身がそれほど詰まっておらず、胴体部分に多く身が詰まっていると言われています。

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アサヒガニの飼育は難しい?その飼育方法は?

まず漁獲量が少ないため、飼育する為の情報が少ないことが、飼育の難易度を上げているようです。アサヒガニは甲羅の横幅が20センチ近くまで成長するため、水槽のサイズは最低でも60センチ以上のモノを用意すると良いでしょう。

水温は夏場が20~26度、冬場で13~17度程度になるように水温管理が必要とされています。水質は収穫時や購入時のストック用の水に合わせるようにしましょう。

飼育用の水槽に入れ替えるときに、温度や水質の急激な変化が起きないように注意する必要があると言われています。アサヒガニは雑食性なので、餌はペットショップで売られている配合飼料で問題ないようです。魚の切り身や貝類も食べると言われています。

まとめ

アサヒガニの飼育は情報が少ない為、一般には難しいと言われていることが分かりました。水質の急激な変化に弱いとされているようなので、飼育用の水槽や水換えなどを行うときには注意する必要があるようです。

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