ヤシガニは食用にできる生物ですが、注意しなければいけないことがあります。それは毒を持っていると言われること。でも食べる人もいるってことは、ヤシガニによるのでしょうか。それとも人によるのでしょうか。

ヤシガニの毒について調べてみましょう。

ヤシガニの毒の見分け方

ヤシガニ 毒 見分け方

ヤシガニは普通のカニのように茹でて食べることができます。生息地である海外の島々では以前から食用にされていて、食べつくしてついに絶滅してしまったところもあるくらいです。

しかし、人によっては中毒症状を起こし、中には命を落としてしまう人も。

これは食べた人によるのではなく、食べたヤシガニによるのです。

ヤシガニは本来毒を持つ生物ではありません。フグや蛇のようにもともと毒を体に蓄えているわけではないのです。

ではなぜ毒のあるヤシガニが存在するのかというと、ヤシガニが食べた餌に毒が含まれているからなのです。

スポンサードリンク

一番有名なのが「ハスノハギリ」という植物です。熱帯の主に海岸べりに普通に生息している植物で、強い毒性や発癌性のある植物として知られています。

木の実の大好きなヤシガニはその木の実を食べることによって体に毒を蓄えてしまうのです。

またヤシガニは雑食ですから何でも食べてしまいます。動物や魚の死骸なども平気でむさぼります。そこには当然悪性の雑菌がうようよいますね。それを体の中に取り込んでしまうのですから、ヤシガニの体の中には毒やら菌やらがはびこっていても不思議ではありません。

毒のあるヤシガニとないヤシガニの見分け方は、茹でた時に赤くなったら毒がないといわれていますが、絶対確実である話かどうかは疑問なところです。

まとめ

ヤシガニもそうですが、野生の生物はその個体が何を餌にしてどんなものを食べているかわからないのが本当のところです。食用としてお店に売られているものは、やはりその安全性がメリットになるのです。

ヤシガニも野生のものを取って、勝手に料理するのは控えたほうがよさそうですね。

スポンサードリンク