カニの産卵が満月の日に行われるという話があります。そんな話は聞いたことがないという人もいるかもしれませんが、ただの都市伝説なのでしょうか?それとも実際に満月の夜にカニは産卵するのでしょうか?理由も含めてしっかりと調べてみました。
カニが満月の日に産卵する理由は?
カニが満月の日に産卵するというのは本当です。なぜそうなるのかというのにはいろいろな説がありますので確実な答えはありませんが、有力な説としては、満月の時は大潮になるのでカニが遠くまで移動しないでも産卵できるというものです。
さらに、卵も危険が少ない沖合に出すというメリットもあります。弱肉強食の世界ですから、カニも自分の体力や卵を守るために、満月に産卵するという本能を持っているのです。
カニが満月の日に産卵するなんて考えたこともないという人が多いと思いますが、もうすぐ産卵するのではないかというカニを飼育している人は、満月が近くになったら産卵の準備をすることができます。
100%満月の日だけ産卵するというわけではありませんが、ほとんどの場合は満月の日に本当に産卵します。飼育している側としては心の準備ができるのでとても助かります。
南国の島では満月になるとカニが大量に移動して産卵を行なうという光景が普通に見られるということです。
同じ本能を持っているカニを飼育しているのですから、満月が近くなったら産卵が近いと思っておけば間違いありません。
まとめ
そもそもカニが満月の日に産卵するというのは聞いたことがありませんでしたが、実際にそういう壮大な光景が見られる地域もあるということですね。卵を安全な場所で産むためには家にも知恵を使わなければいけないということだったのでしょう。
それにしても満月の日を感じ取って産卵するというのは本当に不思議な力ですよね。人間にはない感覚がカニにあると思うと、動物の不思議な感覚に興味がわきますね。このような習性を知れば知るほどカニの飼育をしてみたいと思うのではないでしょうか。そして飼育する際には丁寧に世話をしたいと思います。