海で見かけることの多いスナガニですが、家で飼うこともできるような小さなカニになります。家で飼うとなったら、カニってなにを食べて育つのかもよくわからないですし、そもそも何が好みなのかも分からないですよね。
今回はスナガニを飼育するにあたっての餌や、飼育方法等調べていきたいと思います。
スナガニの飼育ってどうするの？
まず、スナガニの環境は、海辺の砂浜で暮らしているカニになります。そうするとスナガニが住みやすい環境を作るのには似た環境を用意する必要があるでしょう。そこで、たっぷりと砂のある環境をつくり、海辺にある砂浜ですから、きめも細かいほうが良いでしょう。
そして基本的に隠れて生活する性格ですから、砂も浅い砂ではなく、飼育容器もなるべく深めで多めの砂を入れてあげましょう。目安としては、３０センチ程度の砂の量は必要だと思います。そのうえで、カニは海の生き物ですから、海水を含ませてあげましょう。底から５センチ程度の高さは海水を含ませるようが良いかと思います。
時々水分補給して、寒すぎるのも冬眠していますが、暑さもそんなに得意ではないので、涼しい場所に置いて夏場、冬場は空調機をうまく活用してみてください。
スナガニの餌ってなに？
スナガニの餌は、生の魚、貝の切り身、こうなご、ちりめんじゃこ、しらす等の海の食べ物でしょう。１回の量は食べ残さないくらいに抑えて、１日２～３回くらいあげてあげましょう。砂の上に数か所に分けて置き、食べ残しを作ってしまうと腐ってしまうので、食べ残しさせないように、取り去ってあげて、環境を整えてあげましょう。
まとめ
スナガニを家で飼育をしようとするとき、よく想像力を働かせてあげるのが、寛容です。海で生きているカニですから、海で生きているような環境、食べ物を用意してあげる必要がありますね。
生活する場所はそこが合っているから、そこで生活しているのが、通常です。そうなると、家に持って帰るという、環境を変える生き方をするスナガニの環境を作ってあげないとスナガニさんもかわいそうです。小さくて可愛いスナガニを家で見るためには、スナガニの環境も整えて、楽しみましょう。
