モクズガニを手に入れる方法としては、ペットショップやホームセンター等で販売されている時に買うのが確実ですが自然下で捕獲してみたいという気持ちも湧いてきますよね。ではモクズガニは自然下では何処に生息しているのでしょうか見ていきましょう。

モクズガニが生息する場所とは

モクズガニ 場所

モクズガニは小笠原諸島を除き日本全国に分布する蟹です。行動としては、晩夏から秋にかけて淡水域に出現し、秋から冬にかけて繁殖の為、海に出ていきます。まれに淡水域で越冬する個体もいるようです。冬から春にかけては海岸で小さなモクズガニを目にすることが多いようです。モクズガニは川と海を行き来する蟹なので適応力がものすごく高く多少水が汚れていても生息することができます。このことから捕獲するには時期と場所を考えた方がよさそうです。

夏に川にでかけて捕獲を試みるにはどういう場所を探せばよいのでしょうか、モクズガニがいくら適応力が高いといってもやはり水が綺麗な川の方が生息数が多いようです。それに綺麗な川の方が見つけやすく捕まえやすいとうメリットもあります。川の場所としてはあまり上流ではなくなるべく海に近いほうが良いようです。モクズガニは夜行性が強く昼間は岩陰などに隠れていますので川の岩陰や石をどかしてみて探してみましょう。夜、川にでかけてLEDライト等で川を照らして探すのも良いですが夜の川は見通しが悪くなるので注意して下さい。モクズガニの鋏脚は意外と大きく挟まれと怪我を負いかねませんのでタモやトング等を用意しておくと手づかみの機会が減り安全です。

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川によっては漁業権があり勝手にモクズガニを捕ると密漁になるのでよく調べてから捕まえに行きましょう。

春先なら海で繁殖期を終え越冬したモクズガニを捕まえることができます。食用でなく飼育目的なら河口近くの海で探した方が見つけやすく捕獲しやすいかもしれません。

まとめ

モクズガニは日本全国に生息している蟹ですが、最近ですと上海蟹の仲間ということもあり食用で注目されているようです。モクズガニの食用としての旬は卵を抱える秋になりますので、漁としても秋が解禁になります。旬の時期に捕獲くにいくと漁業権の問題や食用として捕獲しに来る人も増えるので、飼育用として捕獲するなら旬の時期を外して捕獲に行くのがいいのではないでしょうか。

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