皆さんはモクズガニをご存知ですか?上海蟹の仲間で実は日本ではポピュラーな蟹なのです。しかも飼育するのは意外と簡単ですし、入手しやすい蟹なのです。では飼育する上での水温ってご存知ですか?日本全国に分布するモクズガニですが、最適な水温とはどれくらいなのでしょうか調べて行きましょう。

モクズガニを飼育する上での水温

モズクガニ 飼育 水温

モクズガニは小笠原諸島を除いて日本全国に生息する蟹です。モクズガニは成長すると7cm~10cmになり体重は180gくらいになります。

身体的な特徴としては、鋏脚に濃い毛が生えるのが特徴です。この毛が水中では藻のように見えることからモズクガニと名付けられたと言う説があります。

モクズガニはサワガニよりも下流に生息し、陸上に上がることは少ないと言われています。基本的に夜行性で昼間は水中の石の下などに潜み夜に活動します。食性は雑食でカワニナ等の貝類やミミズ、両生類、水生昆虫や岩やコンクリートに付着した藻を食べます。

野生のモクズガニは川と海を行き来する蟹です。大人のモクズガニは晩夏から秋にかけて河川の淡水域に現れます。秋から冬にかけての繁殖期は海で活動します。しかし冬でも淡水で活動するモクズガニもいます。このためモクズガニは優れた浸透圧能力を保有しています。これはモクズガニの高い水質変化に対する適応能力の高さを示しています。ほとんどの蟹は浸透圧能力がないため水質の変化に弱いのですがモクズガニは多少の水質変化にはすぐに適応できるため飼育しやすい蟹とも言えるのです。

スポンサードリンク

モクズガニを飼育する時の水槽は最低でも40cmの水槽を用意してあげましょう。この水槽に底面フィルターを設置し、この上にモクズガニが好む大磯砂利などを敷き詰めカルキ抜きをした水を14cmから15cmくらい張ります。飼育する場合の水温は25℃前後23℃以下にならないように保ってあげればモクズガニは快適に過ごせると思います。砂利は月に1度は掃除にするようにして汚れを落としてください。

モクズガニは飼育しやすい蟹ですが共食いもする蟹です。多頭飼いする場合は飼育するだけの数の隠れ家が必要になりますので水槽を設置する時は必ず隠れ家を用意してください。

まとめ

モクズガニの適温水温は23℃以上25℃以下が適温だということがわかりましたね。特に冬場は23℃以下にならないように気をつけてくださいね。

快適な水槽を用意してあげてモクズガニの飼育をしてあげてくださいね。

スポンサードリンク