海水の甲殻類の中には蟹がいます。蟹の中でも珍しいのはカラッパという種類です。

カラッパとはヤシの実を意味するインドネシアの言葉から来ており、丸い甲羅の形からそう呼ばれています。

カラッパの飼育環境について考えましょう。特徴として高温に非常に弱いのです。海水に生息しています。水温は20度~23度だと飼育するのも長くできます。そして水換えですが、海水なので比重の注意がかなり必要なのです。そして、このカラッパは砂に潜る習性があるので、粒子が細かい砂を底に敷いておくと、カラッパにはいい環境になりますよ。

カラッパは甲殻類なので、脱皮を繰り返して成長します。脱皮した後は殻が柔らかいので、隔離しておかないと、色んな支障がきたします。カラッパには色んな種類がありますので、一緒にすると喧嘩したりする場合がありますので、同じ種類のカラッパを育てた方がいいでしょう。カラッパは人工餌も食べますが、活餌をたべさせると長期に飼育する事が出来ます。

カラッパは日本近海にも生息していますが、捕獲がむずかしいんですよ。そのため、カラッパの値段はけっこうするのです。

カラッパ飼育の初期準備は?

カラッパ 飼育

カラッパは海水に生きてる蟹です。砂の中に潜ってしまいます。なのでカラッパを飼育するにはかなり大きな水槽例えば、水量の多い60cm水槽で飼育した方がいいですね。濾過には、外部フィルターと酸欠防止のためのエアレーションもした方がいい様です。外部フィルター、エアレーションは通販でも買えますがホームセンターなどに行って実物を見た方がいいでしょう。あと必要なのは、砂ですね、粒子の細かい物が必要となります。

スポンサードリンク

なぜなら、カラッパは海水の底の砂に潜るからです。あと。海水なのです。

水替えの時は海水と同じ比重の水を準備しなければいけないので、かなりやっかいです。ヤマトカラッパの漁獲はなかなか難しい事もあり、けっこう値段ははりますね。近海産で一匹14800円のものもあります。

まとめ

カラッパは海水に生息している甲殻類の蟹なので、飼育するときに色々準備しなければいけません。水槽も大きめのものを。砂も細かい粒子の物を。そして海水と同じ比重の水をとけっこう色々神経を使います。水温もそうです。ですから温度計を付けておいた方がいいですね。

餌は人工餌もありますが、活きた餌の方が、長くいきるのです。やはり自然の中で育つ蟹なのでカラッパは特に自然に近い環境でそだててあげた方がいいですね。甲殻類なので脱皮を繰り返しながら成長もします。特徴としてはハサミにあります。この蟹は他の種類の蟹と育てると喧嘩をしたりしますから、複数育てたいなら同じ種類の蟹と育てましょう。

スポンサードリンク