イソクズガニとは、西日本の海辺などで見かけることができるとされている、体中にテングサなどの海草を大量につけて擬態している変わった見た目のカニで、日本の関東から西の海に生息していると言われています。

大きさは3~4センチ程度で、可愛らしく、自宅で飼育している方も多くいらっしゃるようです。そんなイソクズガニの飼育方法について調べてみました。

イソクズガの飼育方法とは?

イソクズガニ 飼育 餌

カニの仲間は川などの淡水に生息している「淡水カニ」と、海に生息している「海水カニ」に大きく分けられているようです。イソクズガニは海に住む海水カニなので、飼育環境は海水に合わせた環境にする必要があるとされています。

イソクズガニはペットショップで300円前後で販売されているようです。また、海岸などにある潮溜まりによく隠れており、動きも遅い為、自分で捕まえる方も多いようです。イソクズガニは3~4センチ程度なのでそれほど大きな水槽は必要としないようです。自然の海水を入れるのではなく、市販されている水と混ぜるだけで人工海水ができる海水の素となる資材があるようなので、それを利用すると良いでしょう。

その他フィルタ装置や砂地などの床材の他、海藻や小さなサンゴ、貝殻などを一緒に置いておくと、イソクズガニが身に着けることがあるので少しカラフルな物を置いておくことをお勧めします。

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イソクズガニの餌は?

イソクズガニは植食性の強い雑食性と言われており、海藻などを背負うだけでなく、食料としても利用しているようです。身に着けさせようと用意した海藻を食べられてしまうことがあるようなので、市販されている配合飼料などを適度に与えておくと良いでしょう。

その他、パンくずや魚の切り身、床材に落ちている他の魚の餌なども食べると言われています。こうした性質から、水槽の掃除屋との別名も持っており、他の魚のタンクメイトとしても飼育されることが多いようです。

まとめ

イソクズガニの飼育では、身に着けさせたいカラフルな海藻や貝殻などを一緒に水槽に入れておくと、素敵なコーディネートのイソクズガニを見られるようです。

お値段も安価で手に入りやすいので、家の水槽に入れてみては如何でしょうか。

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