タカアシガニは生きた化石ともいわれています。全節足動物中世界最大の動物と言われています。大きいもので3~4メートルあると言われています。水族館でも大きい場所でないと自由に動きまわれませんよね。岩手から九州にかけて生息していますが、台湾でもみられています。水深は最も深いところで2500mにも達します。タカアシガニの寿命は100年だと言われています。それと面白いことにこのカニは自分の脚を切り落としてしまうのですが、それは身の危険を感じた時やストレスを感じた時などだそうです。足が8本もあって長いのでたまに座って休憩するらしいんですよ。面白いですよね。餌の好き嫌いがあって、小魚やエビ、イカをあげても嫌いな物だとハサミを使ってそれをほうるらしいんですよ。人間の子供みたいですよね。

タカアシガニの幼生は1,5mmと信じられないような大きさです、すごく差がありかわいいですね。甲殻類なので脱皮を繰り返しながら成長していきます。その過程の詳細は明らかになっていません。成熟すると甲羅のトゲや毛がなくなるそうです。

このカニは大きくて怖そうに見えますが、うってかわってその性質は穏やかで飼育はしやすいんですが、その大きさから水族館でしか飼育できませんね。

交尾の際はオスがその長い足を使ってメスを抱きしめて逃がさない様にして後尾をします。深海で簡単に出会えないのでこういった形式をとるともいわれています。

タカアシガニの生息地を中心とした生態は?

タカアシガニ 生態

生息地は岩手県から九州の太平洋岸、相模灘、土佐湾、伊豆七島で保護のために春の時期は産卵のために禁漁となります。水深200mから800mの深海にすんでいます

タカアシガニは今では食用として有名ですが昔はそうでもなかったんですよ。大体が蒸して食べるのですが、蟹味噌がすごくおいしいそうです。私はまだたべた事がないのでたべてみたいものです。

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まとめ

タカアシガニの生態は個性的です。「生きた化石」と言われているほど古代からいきている生物です。大きくて3~4mもの大きさでその長い足で優雅に深海200~500mを歩いて移動します。たまに休憩するとき脚を休めます。小魚。エビ、イカなどを餌としますが非常にはっきりとしているようで嫌いなものはほうってしまいます。

成熟したカニと違って子供は1,5mmとかわいいのです。けれども脱皮を繰り返して成熟するまでの過程は明らかにされていません。タカアシガニはその大きさゆえに飼育するなら水族館の大きい水槽がいいですね。穏やかな性格のこのカニは飼育するのは水族館でなら難しくありませんね。

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