前回の前置き部分で、カニは大きく分けるならば2つに分けられると述べましたが、覚えていますか?そう、海水カニと、淡水カニです。前回はそのうちの海水カニについて詳しく紹介しましたね。
海水カニと淡水カニの違いについては、もうお察しだとは思います。そのお察しのとおり、海水に生きているか、淡水に生きているか、です。海水は海の水ですからそのままですが、淡水とは、川などの水のことを指します。つまりは淡水カニというのは、川で暮らすカニのことを言うのですね。さらには、海水と淡水のどちらでも対応できるなんて猛者のカニもいます。自然界に生きる生き物ってすごいですね。
さて、そんなカニたちですが、どんな種類がいるのでしょう。前回は海水カニのいくつかについて触れたので、今回は淡水カニについて紹介しようと思います。
海水カニと違う淡水カニって?
淡水カニとは、海水カニ以外のカニを指します。海水でも淡水でも対応できる種類もいると紹介しましたが、それらの種類も淡水カニに分類されることが多いようです。そんな淡水カニについて、いくつか紹介します。
まずはサワガニ。漢字では沢蟹でしょう。川で遊んでいると見かけるあのカニはこれです。実はサワガニは、日本以外他の地域の川にはいないとされています。日本の固有種というやつです。
次は、バンパイアクラブ。なんとも恐ろしいような名前ですが、性格は温和のようです。紫色の体をしていて、目の部分が黄色をしています。鮮やかで見た目がかわいいので、ペットとして人気があります。
そして、ミクロスパイダークラブ。細長い脚が特徴のカニです。体長は1cm程で、そのまるでクモのような小さな容姿から、ミクロスパイダークラブという名がついたと言われています。
最後は、レッドアップルクラブ。黒い体にオレンジ色のハサミをもったカニなのですが、最大の特徴は、淡水でも海水でも対応できるという点です。これは非常に稀な性質なのですが、レッドアップルクラブ自体は安価で、手に入れやすいのも特徴です。
まとめ
海水カニとは違う、淡水カニの種類について紹介しましたが、いかがでしたか?これを機に、海水カニだけでなく淡水カニにも目を向けてみてくださいね。