どんな生き物でも同じではないかと思いますが、餌を食べてくれないと、どうしても飼い主さんは心配になりますよね。
サワガニが餌を食べてくれない場合、飼い主さんは「どこか体調が悪いのではないか」と気が気でないのは当然の事です。
では、サワガニが餌を食べないのはどのような時で、なにか対策法はあるのでしょうか。
サワガニが餌を食べない!原因や対策
実はサワガニはかなり偏食を持っている事で知られています。
雑食ではあるものの、食べ物については選り好みが強いという訳ですね。
ですから、こちらのサワガニはこの餌を食べたのに、こちらのサワガニはこの餌をなぜだか食べてくれない…なんて事は、よくあるのです。
人間でも偏食が激しいという方は多いですが、カニにも偏食があるというのはなかなか驚きの事実ではありませんか?
さらに、冬はあまり餌を食べない事でも知られています。
逆に夏、秋などはたくさん食べる事で体力をつける時期です。
しかし、冬眠をしない場合は、餌をまったく食べない状態は本当に良くありません。
その場合の対策としては、直射日光の当たらない場所に置いてあげるというものが挙げられます。
直射日光が当たると温度の変化が激しすぎてしまいます。
サワガニは温度の変化に非常に敏感です。
冬の寒い時はヒーターを使用してあげるのも良いですし、温かい室内に移してあげるのも良いと思います。
冬になると動きがあまり活発ではなくなるのですが、その影響からか餌も食べる量が減るかもしれません。
しかし、食べない状態よりは、はるかに良いのです。
それから、夜行性のカニなので、夜になって暗くなってから餌をあげてみてください。
暗い状態が無理なら、夜の暗い状態を作り出してあげる事が必要です。
布などで隠してあげると暗くなるので、是非そのまま朝になるまで待ってあげてください。
もちろん、そっとしてあげる事が必要となります。
時間的には、長くかかってしまうかもしれません。
それでも、元気になるまで根気良く待ってあげてくださいね。
まとめ
サワガニは雑食性なのでいろいろな食べ物を好き嫌いせず食べるイメージがありましたが、そうではないのですね。
少し意外な気がしました。
私たち人間と同じように、サワガニも餌を食べない事で体調を崩してしまう事は十分に考えられます。
サワガニが餌をたべてくれる工夫を是非行ってあげて、体調管理をきちんとしてあげてくださいね。