川に遊びに行ったら、たくさんのカニの姿を見かけるのではないでしょうか。あっちにもカニ、こっちの足元にもカニ、さっきのそこにもカニ。いろんなところでカニを見かけます。
そんなカニたちですが、川に生息しているカニはどの程度いるのでしょうか。気になってきませんか?今回は川に生息するカニがどのくらいいるのか、紹介していきます。
川に生息するカニの種類って?
次々紹介していきます。
まずはおなじみのサワガニ。サワガニは何度も記事の中に出てきていますから紹介不要かもしれませんが、念のためもう一度。サワガニは日本にしかいない固有種です。カニに興味が無くても、一度くらいはその名前を聞いたことがある筈、というほど有名なカニですね。
サワガニは一生を淡水で過ごすカニです。他のカニは繁殖のために海の方へ下りていくのに対し、サワガニは繁殖期になっても海へ下りることはありません。一生を川で過ごします。
次はアカテガニ。東アジアの淡水に生息しているカニです。赤手蟹という名前のとおり、赤い手、ハサミが特徴です。とても鮮やかな色をしています。とはいえ体の色には個体差があり、真っ赤であったり黄色っぽかったりと、いろんな色をしています。見ていて楽しいですね。
ちなみにアカテガニは他のカニと比べると乾燥に強く、河川からある程度離れた場所でも発見できます。加えて木登りが得意だそうで、木の上で発見されることもあるそう。愉快なカニですね。
その次はモクズガニ。日本を含めたアジア、またロシアの淡水に生息しているカニです。藻屑とは何だと思われるかもしれませんが、由来はハサミです。モクズガニのハサミはふさふさとした毛が生えているのですが、これが藻屑に見えるという理由から、藻屑蟹という名前になったと言われています。
そしてレッドアップルクラブ。日本の全域とはいきませんが、日本の南西諸島、またインドネシアあたりに生息しているカニです。和名ではハマベンケイガニと呼ばれます。鮮やかな赤い体を持っていて、非常に美しいカニです。また個体によっては背中の甲羅が黒っぽい個体もいて、その場合は真っ赤なハサミとのコントラストを楽しむことができます。
まとめ
いかがでしたか?ここで紹介したカニはほんの一部で、他にも川には沢山のカニがいます。一度実際に川に出て調べてみると楽しいかもしれませんね。