カニ、と一口に言ってもたくさん種類がいることは想像できますよね。でも具体的に、どのくらいの種類がいるのでしょうか。たとえば、どんなものがいるのでしょうか。みなさんはご存知ですか?
そもそもカニという生き物は、大きく分けるならば2種類あります。海水に生きるカニと、淡水に生きるカニです。そこからもちろん細分化されていくのですが、今回はこの2種類に大きく分けられたうちの一つ、海水に生きるカニについて紹介します。
海水で生きるカニの種類は?
海水カニの中でも有名なものをいくつか紹介していきます。
まずはスナガニ。スナガニは、主に東アジアの海岸に生息しているカニです。東アジアなので、もちろん日本も含まれます。日本の海岸で見ることのできるカニの一つですね。普段は砂浜に穴を掘って、そこを巣にして暮らしています。そこがスナガニのスナガニたる所以、まさにその名のとおり、と言えるでしょう。
スナガニは非常に足が速いです。見つけたと思っても、すぐに見失ってしまう。そんな特徴から派生してか、外国ではGhost Crabなんて呼ばれているそうです。
次はイソクズガニ。イソクズガニは、主に西太平洋やインド洋、また日本の沿岸にも生息しているカニです。日本の場合は、房総半島より南の海岸限定になります。
イソクズとは磯屑と書き、これもその名のとおり、体に海藻をくっつけているカニです。目的は擬態のためですね。甲羅に海藻をくっつけておくことで、イソクズガニを狙う敵の目を誤魔化し、そうやって外敵から身を守るのです。
そしてエメラルドグリーンクラブ。またしてもその名のとおりですが、これは体表の色がエメラルドグリーンのカニです。
生息している場所は主に西大西洋で、日本では見られません。見られるのはカリブ海というところですね。体表の色には個体差があるのですが、その幅は広く、様々の色鮮やかなエメラルドグリーンを楽しむことができます。濃い緑や草色まで、本当に様々な色合いで、見ていて楽しい種類です。
まとめ
いかがでしたか?カニと言っても種類は様々であることがお分かりいただけたでしょうか。紹介したのはほんの一部ですから、興味をもたれたらぜひもっと調べてみてくださいね。