飼育しているカニが産卵をするとどうやって世話をしてあげて良いのかわからなくなることがあります。自然環境に近づけてあげたいと思っても完璧にすることは難しいですし、カニも本能で行動しますからあらかじめある程度の知識を持っておかなければいけません。
カニが安心して産卵して飼育できるような環境を作ってあげることが重要です。
カニが産卵するための飼育方法
カニが上手に産卵できるように飼育するためには、複数の水槽が必要です。産卵するために陸場のある水槽が必要です。
お腹に卵を抱えた母カニは陸場を好みますので、別の水槽に安心できる環境を整えてあげて、そこに移してあげるのが良いです。
弱肉強食の世界なので別の生き物が生息している水槽には置いておかない方が良いのです。陸場を作るためには、砂や砂利をある程度の量を入れてあげることが重要です。
穴をしっかりと掘れるだけの、砂や砂利の量が必要です。産卵した後の赤ちゃんのカニを飼育していくためには、親のカニと赤ちゃんカニを別々にした方が良いです。
そうするとさらに水槽が必要になるという問題はありますが、安全に確実に飼育していきたいと思うのであれば別々にしてあげるのが良いです。
同じ水槽に入れておくと必ず問題が生じるというわけではありませんが、基本的には別々で飼育するのがベストです。
カニはお腹の中でたくさんの数の卵を孵化させますので、なるべくストレスを与えないように工夫してあげることが大切です。
まとめ
カニを上手く飼育するというのには色々と工夫が必要だということですね。特に繁殖させるためには、産卵した後にどうするかということも考えておかなければいけません。産卵してから慌てて別の水槽を用意するのではなく、繁殖時期には予め別の水槽を用意しておいた方が良さそうです。
スペースを考える時には、カニの産卵のためのスペースについても考えておかなければいけませんね。カニを上手に飼育して、産卵にも成功させたいものですね。小さいカニが孵化した時には感動しそうです。