イソガニは、十脚目モクズガニ科に分類されているカニです。
日本でも各地でその姿を見る事ができます。
岩石がある海岸に生息しており、個体数が多い事でも知られています。
雑食性なので、海藻やゴカイ、貝類または小魚などなんでも食べます。
飼育する事は可能ですが、汚れている海水、真水での飼育はタブーです。
とはいえ飼育もしやすい方で、生命力の強さでも知られています。
それでは、イソガニの平均寿命はどのくらいなのでしょうか。
イソガニの飼育、寿命は?
野生のイソガニは綺麗好きです。
ですから、生活をしている場所も海水の綺麗な場所を選んでいます。
性格的には気性が荒い側面があります。
なので、縄張り争いや餌を巡る争いを起こす事も度々あります。
仲間同士でも争う場合があるほどです。
ただ、体長が6㎝程度しかありません。
とても可愛らしいカニとも言えます。
見ているだけでも癒されますよ。
ちなみに、イソガニが可愛らしいサイズをしているからといって、素手で触るのはやめてあげてくださいね。
というのも、素手で捕まえたり素手で可愛がったり、または無茶な捕まえ方は厳禁なのです。
というのも、そのような扱いを受けるとイソガニが弱ってしまう可能性が高くなります。
寿命ですが、野生の場合と飼育下では変わってきます。
野生の場合は2年~3年程度ではないかと言われています。
ただ、野生の状態での寿命はあまり調べられていないようで、正確な寿命はよく分かっていないとされます。
しかし、環境下ではもう少し長く生きる場合もあるようです。
適切な飼育をすると少し長く生きてくれるのでしょうか。
5年程度生きるイソガニもいるとの事です。
ただ、産卵したメスの場合は5年も長生きする事はないようです。
とはいえ、個体により5年程度生きる個体もいるという話しなので、一般的には3年程度というのが一番多いようです。
イソガニは成長が早いのが特徴なのですが、その分だけ寿命もあまり長くないのでは?と言われています。
ちなみに他種類のカニでは飼育下で10年以上生きるといった種類も存在します。
まとめ
イソガニと一口に言っても、いろいろな個体がいるので一概には言えないと言った感じですね。
ただ、あまり寿命は長い方ではないようです。
そんなイソガニですが、やはり飼育環境の良い場所では多少長生きしてくれるでしょう。
せっかく飼うのならば、やはり飼い主の責任として、できるだけ大切に育ててあげたいですよね。