潮干狩りと言えば、子供の為。と思う方も多いかもしれませんが、
いざ行ってみると、親の方が夢中になっていた。なんていう話もよく聞きます。
宝探し気分で楽しめるという意見が多数あり、大人も十分遊べます。
アサリやハマグリなどの貝類以外にも、「カニ」探しも出来ます!
しかし、せっかく捕まえたものの飼育法がわからなくて連れて帰れない。
という方もいると思いますので、今回は、潮干狩りで捕まえたカニの育て方をご紹介します。
潮干狩りで捕まえたカニの育て方とは?
潮干狩りで捕ることの出来た小さいこのカニは「磯ガニ」
カニは「脱皮」をするため、1匹につき1ケース用意してあげてください。
これは、脱皮中に他のカニからの攻撃を受けないよう念の為です。
ケースの中には、海水を容器半分程度、砂、登れる小さい石や岩のようなもの、
暗いところも好きなので、隠れる場所も作ります。
これは、カニの大きさに合った入れ物や植木鉢などで大丈夫です。
餌はシラスやアサリが大好きなので、与えてあげるといいでしょう。
1日1〜2回程度、食べ残しは水が汚れる原因になるので取り除きます。
海水は見た目が綺麗でも、実は濃度が高くなっている場合があるので、
出来れば1日1回、少なくても2日に1度は掃除を行ってください。
魚類などの水の掃除といえば、大変なイメージがありますが、
磯ガニは小さいのでケースも小さく、意外と簡単に出来ると思います。
まめにしている方が、水のぬめりや汚れて取れにくくなってからより楽です。
そしてこの肝心な「海水」
毎日海に行って入れて来れればいいですが、実際のところそうはいかないので人工海水というものを使用出来ます。ろ過装置を入れたり、磯ガニは真水に慣れてくるので水道水でも飼育可能とも言われますが、量を間違って失敗する、などを考えるとやはり人工海水が良いと思われます。
人工海水は種類がいくつかあるので、カニやカニの家の状態などをお店の方に相談して決めるのが良いですね。
まとめ
カニの中でも比較的飼育しやすいと言われる磯ガニ。
きちんと飼育出来ていれば、脱皮をするはずですので近くで見られます。
せっかく見つけて捕まえる事が出来たなら、またカニの飼育に興味のある方は、
是非小さいこの子からチャレンジしてみてくださいね!
小さいながらも歩いて、登って、食べる姿はとても愛らしいはずです。