「カニの赤ちゃんを見たことがありますか?」どうやら食用のアサリを買うと極たまに発見することが出来るカニの赤ちゃん。もちろんはじめて見ると驚きを覚えるでしょう。ですが時間の経過と共に可愛らしくみえるんだとか。実はカニの赤ちゃんは食用のアサリの中に住んでいるカニのようです。はたして体長1cmにも満たないカニの赤ちゃんは飼育できるのでしょうか。大きくなったカニの飼育ではなく誰にでも会うチャンスがない、カニの赤ちゃんについての飼育方法を詳しく紹介していきたいと思います。
カニの赤ちゃんの飼育場所は!?
気になるカニの赤ちゃんの飼育方法ですが、お弁当箱サイズのタッパーに海水の素で作った海水を毎日入れ替えてあげれば良いようです。本来貝の中で過ごすカニには陸地は必要ないのですが、部屋を暖かくしすぎると配慮が必要になります。ただ季節を考えると部屋の温度さえ気にしていれば部屋の中での飼育でも全く問題ありません。ただ水が蒸発して塩分濃度を上げないよう心がけてください。海水の素で作った海水だと動きが活発になります。エサは昆布がおすすめです。自分で作れる塩水はカニの寿命を縮めてしまいます。人口海水を使用しましょう。
カニの赤ちゃんの寿命は!?
人口海水を入れ、飼育したとしてもカニの赤ちゃんは裏返ったりするだけで全く動きがなくなります。「これは寿命を縮めているってこと!?」ただ貝の中で暮らしていたカニの赤ちゃん。カニの赤ちゃんはおそらく“オオシロピンノ”を呼ばれるカニのようです。このオオシロピンノ詳しい生態などがわかっていない点が多く寿命もはっきりわかっていません。ただこのようなお弁当箱サイズのタッパーや水槽で環境を整えたとしても3ヶ月ほどしか一緒に暮らすことが出来ないようです。そして先ほど申した水の交換の件ですが1週間〜2週間ごとに半分ごとに交換してあげることがベストのようなので注意するとよいのではないでしょうか。
まとめ
カニの赤ちゃんの寿命がだいたい3ヶ月と知ると正しい飼育方法が気になりますね。生態が知られていないオオシロピンノの実態が今後明らかになることを願いましょう。