川遊びに行ってみたらカニを見つけた!せっかくなら連れて帰って飼ってみよう!そう意気込んで、設備も揃えて、ついにカニを飼い始めて、一段落。カニも飼い主側も、新しい環境に慣れてきてしばらく経った頃。ふと疑問に思います。カニの寿命ってどのくらいなのだろう?連れて帰ってきた命ですから、当然長生きさせてあげたい筈です。
でも寿命を超えることはきっとできないだろう……生き物にとって、死とは避けられないものです。それはカニにとっても人間にとっても同じではあるのですが、恐らくこの連れて帰ってきたカニの命の長さは、私たち人間の手にかかっています。私たち次第で短くすることも、長く生かしてあげることもできると言えます。
だとしても、カニの寿命ってどのくらい?せめてそれまでは、できるならばそれよりも長く生かしてあげたいと思うのが飼い主の性というものです。
今回は、そんなカニの寿命について紹介します。
川でカニをつかまえた!寿命はどのくらい?
これはあくまで自然界での話ですが、川で生きるカニは5年~10年生きると言われています。自然界の話なので、天敵に襲われたりしてそれよりも短い命に終わることも多くあるはずですが、一般的にはこの5年~10年ではないかと言われています。これを長いと見るか、短いと見るかは人によって分かれそうなところですね。
さてここまではあくまで自然界の話でしたが、私たち飼い主とカニにとっての問題は、飼育した場合の寿命です。自然界と飼育してるときとじゃ違うの?と思われる方、いると思いますが、違うのです。飼育している場合、天敵に襲われる心配がないので寿命は延びそうなものですが、案外その命は、むしろ短く終わってしまうことの方が多いのです。なんと、一年生き延びればいい方だと言われています。天敵に襲われないのにどうして?と思いますよね。水換えをしないなど、飼育する環境が悪すぎればもちろん亡くなるのは早いでしょう。しかしちゃんと世話をしていても、飼育した場合の寿命は一年もたないくらいだと言われます。
理由は、免疫力の低下だと言われています。飼育されているとあまりにも快適なために、免疫力が落ちてしまうというのです。自然界の厳しさから切り離された生き物のさだめなのかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?カニの寿命について理解を深めてもらえたかと思います。カニを飼育するならば、なるべく長生きさせてあげたいですね。