海のチアガールとも呼ばれるキンチャクガニ。両手にイソギンチャクを持って威嚇する姿はまるで応援してくれているかの様な可愛らしさがあり人気の高いカニですよね。そんな可愛らしさから水槽で飼育する人も実に多くいると思います。でも購入しようとしたら体が小さいけど意外と値段も高く少し悩みますよね。近くで見つけられるなら自分で捕ってきたいと考えるのではないでしょうか?
そこでキンチャクガニはどんな所に居るのか生息地など調べてみました。
キンチャクガニの生息地
1匹でも数百円から千円を超える金額のキンチャクガニですが水槽の中に入れてみたいと思いますよね。本人はイソギンチャクを持って威嚇しているのかも知れませんが見ている側からすれば応援してくれている様に感じます。買ってくれば話は早いですが、どうせなら近くに居るなら自分で捕まえて育てたいなと思いますよね?どんな所に生息して、どんな所で見つけられるのかキンチャクガニの生態を探ってみましょう!
キンチャクガニの分布
全国的にキンチャクガニが生息している訳ではありませんが日本でも見つけられる場所はあります。どんな所に生息しているのか、なぜポンポンみたいな物を持っているのかなど知らない事はたくさんありますよね?まず初めにどんな所に生息しているか見てみましょう。
どんな場所にいるのか?
キンチャクガニは主に東南アジア、インド洋、太平洋域で見る事が出来ます。日本でも伊豆諸島より南の方で小笠原諸島や奄美大島〜八重山諸島などで見る事が出来ると言われています。基本的に温度が高めを維持していられる様な海が生息していく条件で飼育下でも25度前後の温度をキープしなければなりません。
見つけやすいのか?
浅場のサンゴ礁や岩礁域などで砂混じりの石や瓦礫などの隠れられる場所の下に潜んでいますので、それらを退かすと見つける事が容易に出来ます。
海のチアガールと言われる理由
海のチアガールと言われているのは両手にポンポンを持って応援している様に見えるからです。キンチャクガニからしてみたらイソギンチャクを持ち武装して威嚇しているだけなのですが、その動きが応援しているかの様に見えるため可愛い愛称が付いています。
カニハサミイソギンチャクの謎
キンチャクガニが両手に持っているのはイソギンチャクで名前が『カニハサミイソギンチャク』と言います。このイソギンチャクには謎が多いのです。キンチャクガニがどこから持ってきているのか?どんな所に生息するイソギンチャクなのか?実は共生していないカニハサミイソギンチャクは見つかっていないと言われています。
片方だけイソギンチャクを取ったら、もう片方のイソギンチャクを分裂させて両方に持ち数日もすれば同じくらいの大きさに成長していると言われており謎が多いイソギンチャクなのです。
まとめ
キンチャクガニは浅場のサンゴ礁や岩礁などにある石の下などで見つける事ができるカニです。日本で生息している土地へ旅行などで出掛けたら探してみると面白いかも知れませんね。